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教会の中に入ると黄色い光に包まれたサンタンドレア・デッラ・ヴァッレ教会。
オペラファンにとってはぜひ訪れていただきたい教会です。
ナヴォナ広場やパンテオンからも近い、コルソ・ヴィットリオ・エマヌエーレⅡ世通り沿いにあります。
クイリナーレにもうひとつアンドレア教会がありますが、どちらもベルニーニつながりで、こちらは近くのパラッツォ・ヴァッレから名をもらったということです。
大理石の色と、金色の装飾に黄色がかった上部の色ガラスが、この教会の内部をやさしく光らせています。


クーポラを設計したのは、ルネッサンス期からバロック期を橋渡す建築家カルロ・マデルノです。
クーポラのらせん状に昇天している美しいフレスコ画はドメニキーノによるものです。
この教会全体のプロジェクトもジャコモ・デッラ・ポルタとともに担当しています。
教会のファサードは当初、マデルノのものでしたが、ジャコモ・ライナルディが1600年代後半に完成させています。
この教会はローマ舞台のプッチーニ作曲のオペラ、「トスカ」の最初の場面に設定されている教会です。
このオペラは最後はサンタンジェロ城で終わる、1800年代のナポレオンがローマを占領した時代の物語です。
教会入ってすぐ左のバルベリーニ礼拝堂には、バロックの巨匠ジャン・ロレンツォ・ベルニーニの父である、ピエトロ・ベルニーニの作品があります。
父親の世代からすでにバルベリーニ家とのつながりはあったのですね。
その後、バルベリーニ家とジャン・ロレンツォ・ベルニーニのつながりはここで述べるまでもなく有名な話です。

こちらはどこかでお目にかかったことのある彫刻のレプリカ、ピエタ。
レプリカといえ、同じようにつくれるのですからすごいことです。

ぜひ、この独特の光につつまれに教会を訪ねてみてください。
プッチーニのトスカを思い浮かべながら。
■ サンタンドレア・デッラ・ヴァッレ教会
Basilica di Sant'Andrea della Valle
Piazza Sant'Andrea della Valle
バスの40番、60番、64番、87番などラルゴ・アルジェンティーナで下車
パンテオンやナヴォナ広場からゆっくり歩いて10分くらいのところです。
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